2005年06月26日

ゲームの記憶:ドラゴンクエストII〜悪霊の神々〜

dq1ドラゴンクエストII〜悪霊の神々〜
1987・エニックス・ファミリーコンピュータ

味方が3人になった!敵も群れを作って襲ってくる!ワールドマップが広い!船に乗って海も旅できる!そんな他愛のないことが、ファミコンでゲームに目覚め、ドラクエでRPGに目覚めたぼくらには全て初めて体験する出来事だったし、そんなことで喜べたぼくらは幸せだった。「パーティ」なんて言葉、知らなかったもんね(威張ってどうする)。マップも、謎解きも、ストーリーも、全てが前作の何倍にもスケールアップして登場した「ドラクエII」。RPGの楽しさ、厳しさ、奥深さ、興奮、そして感動。ぼくにとって「ドラクエII」は、"初体験"の記憶がたっぷり詰まった一作だ。

前作と同じく一人旅でゲームは始まるが、ほどなくサマルトリアの王子が加入(といってもあの頃はここまででも結構長く感じたが)。そして犬になっていたムーンブルクの王女が加わるゲーム序盤は、なんとなくのどかなムード。仲間が一人ずつ増えていくのが嬉しかった。3人揃ってフィールドに出てみたら、それまでのちょっと寂しげなBGMが、マーチ風の軽快な音楽に変わっていたときは妙に感動したものだ。

が、そんなのどかな雰囲気はここまで。本番は、3人の仲間が揃って間もなく、船を手に入れてからだった。とにかくワールドマップが広い広い!海に出てみたら、あら、前作の舞台だったアレフガルドが世界のほんの一部に。そんな広大な世界を船に乗って右往左往。「ドラクエII」といえば船、というほど、大海原を彷徨っている時間が長かった!

船を入手したあとは、世界に散らばった「5つの紋章」を収集することになるのだが、次はどこで何をする、というヒントが世界中に散在しているうえ、今日びのゲームみたいに、「進行に関係ないところには物理的に行けない」なんて優しさもなく(敵の強さで少しは区分されているが)、ほとんどどこへでも行けてしまうために、プレイヤーは自ら世界を駆け回ることによって、能動的にストーリーを進めなければならなかった。それに、「III」以降は行き先をチョチョイと指定できた便利な移動魔法「ルーラ」も、このときは「最後に復活の呪文を聞いた(セーブした)場所にしか戻れない」という仕様。FFのような飛空艇もない。いやでも海で迷子にならなきゃならなかったわけだ(「うみうし」と「しびれくらげ」を何匹倒しただろう!)。

世界のあちこちで情報を集め、どこへ行くべきか、何を手に入れるべきかを把握したはいいが、そのヒントがやたら漠然としていたのもプレイヤーを悩ませた。「〜の北の海」とか「〜の南に」とか、「どこかに〜があるらしい」とか言われても、このだだっ広い海でほんの何マスぶんしかない島とか探すの、至難の業だよ!ザハンや精霊のほこらの場所、太陽の紋章や金の鍵のありか、そして「ドラクエII」の謎といえばこれ、なラゴスの居場所がわからなくて何万ものプレイヤー達が泣いた(たぶん)。しかし、各地に散らばった謎が少しずつ組み合わさって小さなピースになり、さらにそのピースがいくつも集まって1つの絵になっていく楽しさは、現在の一本道RPGでは味わえないものだ。だだっ広い世界をあちらこちらへ彷徨い巡る。それこそがのちの「III」以降にもない、「II」だけの魅力だったと、つい最近リプレイしてみて再確認した次第。今やっても十分楽しめます。

さて、「国民的RPG」「家庭に一本」的なイメージのドラゴンクエストシリーズにあって、例外的に「難易度が高い」といわれるこの「II」だが、その極めつけはなんといってもゲーム終盤に待ち受ける「ロンダルキアの洞窟」だろう。4マスに1つ落とし穴があるフロアや、1つ分かれ道を間違っただけで無限にループする回廊を含む6階層の広大なダンジョンは、マップなしでクリアするにはあまりにも厳しい極悪さ。まさに主人公=プレイヤーに対する試練としか言いようがなかった。

それだけに、命からがら洞窟を抜けたとき、眼前に広がるロンダルキア台地の雪景色の感動といったら・・・。「長いトンネルを抜けると雪国であった」の世界。涙でモニターも滲む。と、そんな感動に浸っている暇もなく、ロンダルキアに出てくる敵がこれまた強いんだこれが。せっかく洞窟を抜けたのに、復活の呪文を聞けるほこらにたどり着けずに全滅、なんて笑えない事態も。とにかく「II」の終盤は厳しかった。

とまあそんなこんなで、誰もが初体験のスケールで展開された「ドラクエII」の冒険物語。長く厳しい旅を乗り越えたプレイヤー達をエンディングで迎えるのは、ドラクエシリーズ屈指の名曲「この道わが旅」。ゲームで初めて、泣きました。その点においても"初体験"だったわけですねぇ。思い出深い一作です。

さて散々書いてきてなんだが、本作最大の難関にして多くのプレイヤーを絶望のどん底に突き落としたのは、ラゴスでもロンダルキアの洞窟でもラスボスでもなく、最大52文字の長〜い復活の呪文だったことは衆目一致するところでありましょう。リプレイするならSFC版もお勧め。ゲームバランスがかなりユルくなっておりますが、さくっとやれるし、広大な世界を旅して回る面白さは損なわれていないから。



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サッカー:コンフェデ杯 日本×ブラジル

日本 2-2 ブラジルスポーツナビ

興奮が落ち着いたところで、改めてブラジル戦。戦前、主力は温存すると語っていたパレイラ監督でしたが蓋を開けてみればエメルソン、ロッキジュニオール、ジダは引っ込めてきましたが(できれば川口とジダで見たかったなあ)、ロナウジーニョもカカもアドリアーノも出てきました。話が違うじゃないか(笑)。いやでもありがとうッ!おかげでロナウジーニョと加地、カカと福西組長というCG合成のようなマッチアップが見れました。

さて、まあブラジルは明らかに大部分流してましたよ、そりゃ。あっさり先制したあと一旦ギアを緩め、1-1になったらまたひょいとギアを上げて5分ですぐに1-2にされたのを見ても、カカを62分で引っ込めたのを見ても明らかです。ジーコは試合開始直後の加地のゴールがオフサイド判定でなければ3-2で勝っていたと言っていましたがあれが決まっていたらブラジルは3点もしくは4点取っていたでしょう。ま、ともかくブラジルがかなりゆるい試合をしてくれたのは事実(とはいえ何本かフィニッシュを外しまくっていたのは単に悪かっただけと思いますが)。

そりゃそうです。ブラジルにしてみれば日本なんて蚊みたいなもんです。なにせA代表では日本とブラジルは6戦して日本の0勝5敗1分、得点1失点14。しかもうち4戦は日本のホームですし引き分けた4年前のコンフェデ杯は大きくメンバーを落とした偽ブラジルでした。ナメて当然です。むしろロナウジーニョあたりを出してくれたのはジーコへの敬意と配慮かなとも思います。

まあそれでも、引き分けるとは思ってなかったんじゃないかな。っていうか、日本相手に引き分けなんていうのはブラジル国民が許さないと思います(実際、相当批判が巻き起こったらしいし)。2-2になってからの最後の4分間は本気でしたよ。ホームの親善試合ですらまともに試合にならなかった日本が、公式戦でブラジル相手に2点取り、4分間は本気にさせるところまで来た。しかも全く引いて守ることなくドイツ人も興奮する試合を繰り広げ、以前は殴られっ放しだったのが3発殴られる間に1発殴り返すぐらいのところまでは来たわけです。もう、そのことに泣けましたよ…。俊輔の1点目でかなりキていたんですが大黒の2点目は泣けました、まじで。

とはいえ最後の大黒のヘディングが決まっていたら、いまごろ日本サッカーがみる風景は全く変わっていたんですが、そこまでは問屋が卸しませんでした。うーん、そこまで望むのは贅沢か…いやでも勝てるときに勝っておかないとこんなチャンスは滅多に…うーん、悔しいですね。悔しいって思えるところまで来たのが素晴らしいわけですが。

それにしても引き続きキレキレの加地さん。どうしたんでしょうか。あの幻のゴールは、決まっていればジーコジャパン史上最も美しいゴールになっていたでしょう。ダイレクトでパスを7本繋いでゴールですから。ワールドクラスです。俊輔のミドルもワールドクラスでした。前回のフランス戦といいコンフェデは縁がありますね俊輔。大黒のゴールも、あの場所にいたのは運ですが跳ね返りが強かったですからあれをボレーでしっかりミートして枠に入れたというのは技術です。素晴らしい。

終わってみればメキシコ戦をどうにかしていれば、とかギリシャ戦であと2点取っておけば、とかあるわけですがまあ同じGL落ちでも前回とは比べ物にならないほど収穫のあった敗退でしょう。とりあえず、ギリシャやブラジルのように中盤であまりプレスをかけてこず、パスを回させてくれる相手にはある程度やれるというのは分かりました。あれだけ中盤で細かくパスを回して、遅攻で崩すサッカーというのは世界の上位の代表チームを見てもかなりユニークで、時代に逆行しているとも言えるんですが発足時から見てもジーコの目指すのはああいうサッカーなのでしょうし、日本のサッカーとしてそれを選択するなら特徴として伸ばしていけばいいと思います(カウンターサッカーや放り込みサッカーよりそっちのが見てて面白いしね…)。

問題はメキシコ戦や対アジアのように中盤でガツガツプレスをかけられたときに攻め手がなくなること。これは速攻の速さを上げて攻撃に織り交ぜていくなど、オプションを増やしていくことで対応するしかないと思います。オプションという意味では4-4-2で結果を出せたのも収穫の一つですね。というか、今後は4-4-2がベースになるんでしょう多分。

次は韓国で開催される東アジア選手権。韓国、中国、北朝鮮と、いやあ、いろんな意味でやっかいな大会です(笑)。国内組で行くことになると思いますが、大黒の爆発に期待します(新戦力はジーコだから使わないだろうしなぁ…)。
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2005年06月22日

サッカー:ワールドユース 日本×モロッコ

日本 0-1 モロッコスポーツナビ

後半ロスタイムに失点、劇的な勝利をモロッコにプレゼントしてしまったわけですが、いやあ完全に勝てた試合だったね。こういうのが一番もったいない。

前半立ち上がり10分ほどは開始早々スパートをかけてきたモロッコに主導権を握られ、ややバタバタしてしまったものの、その後前半終了までは日本のペース。この時間帯はGL3試合よりもいいサッカーが出来ていたと思います(対照的に平山がまったく消えていたのを除いて)。モロッコにも何度か危ないシーンを作られますが、先日のギリシャ戦のどこかのA代表を彷彿とさせるフィニッシュの悪さに助けられました。ちょっと親近感沸いたな(笑)。

しかし日本もペースを握りながらフィニッシュもしくはその前のプレーが甘く、先取点を奪えません。特にカレンは二度シュートをポストに当ててしまいました。呪われているとしか言いようがない・・・。どちらかが決まっていれば勝っていたような気がします。

後半はモロッコが前半の立ち上がりほどでないにせよやや勢いを吹き返し(特に左サイドのヤジュールは危険でした)、同時に日本は前半で早くも攻め手を失った感じでペースダウン。拮抗したゲームになってきます。ボールを持っても明らかに前半と比べて攻めあぐねている印象の日本。選手交代がカギだな、と思いはじめたところで後半15分家永OUT前田IN。さらに27分水野OUT兵藤IN。これが全くもって謎采配でした。

家永も水野もこの試合では終始相手の嫌がるプレーをして日本のサッカーを活性化させていました。相手にしてみれば交代してくれて助かったといったところではないでしょうか。前田は良かったですがFW同士の交代で良かったと思いますし、兵藤に至っては調子が落ちていることをわかっていながら何故水野を下げてまで投入したのかまったくもって謎です。この段階で森本を投入すべきだったと思います。水野OUT兵藤INで点の入る気配が全く消えました。0-0で延長戦の気配が濃厚になってきたところ、ロスタイムに集中力が切れて失点。ここでようやく森本を投入、最後の猛攻を仕掛け平山とカレンが惜しいシュートを放ちますが時既に遅し。GLでもそうでしたが尻に火がつくのが遅すぎます。

結局2年間の集大成となったこの大会にあっても、どこか歯車が噛みあわないままで終わってしまった感があります。前も書いたけどもっとポテンシャルはあると思うんだよなあ。平山と兵藤にこだわってきた結果かな、と思います。それと山本監督のときも思ったけれど、日本人監督で結果を出すにはやはり日本はまだまだ歴史が浅いのでは、という気が・・・。とりあえず、このチームに関してはもう大熊監督はいいのではないかと思います。なんか負け方が釈然としないんですよ・・・。

さて、A代表はブラジル戦。ロナウジーニョもカカも温存だそうな。うわーん、加地さんとロナウジーニョのマッチアップが見られないなんて!こうなったらアトランタのときと同じく川口の確変とジダのチョンボに期待しよう。あれから9年かあ・・・。リメンバー前園!
posted by TSUKASA at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

サッカー:コンフェデ杯 日本×ギリシャ

日本 1-0 ギリシャスポーツナビ

加 地 さ ん 覚 醒

というのはいいとして、か、勝ったッ!よくやった!小泉首相じゃないが、か、感動した!

ギリシャの出来がめっさ酷かった(去年のユーロの粘着マンマークは何処へ?ゆるゆるやったぞ)のは前提になるんですけど、それでもよくやりました。はっきり言ってアジアカップよりも先日の北朝鮮戦よりも痺れたし興奮しました。今までのジーコジャパンは、結果はカタルシスティックだけど内容はどうも・・・っていうのが多かったからねぇ。で、何よりも結果が求められるアジアでの戦いにおいてはそれでよかったわけですが。ここから1年は来年のドイツで結果を出せるための内容が大事になる。そういう意味でこの試合の内容と結果は収穫でした。

立ち上がりから欧州王者のギリシャと互角以上の攻防!加地さんが躍動!という実に楽しい前半でしたがゴールだけが遠い遠い・・・。何度玉田と柳沢が決定的チャンスを作っては外したことか。こりゃいつもの後半に1点入れられて健闘しつつも0-1で惜敗する日本の負けパターンだなと思いました。あまりにもギリシャがゆるいのでこれは後半に勝負決めにくるのかな、とも思いましたし。

しかし後半に入ってもギリシャの出来は上がってこない。むしろ日本が圧倒し始める。メキシコ戦ではやや乱れた守備もいい。さすがにハイクロスに関してはほとんど先に頭で触られるものの、きっちり体を当てにいって防いでいる。真ん中のゾーンでボールを持った相手に対してはしっかり囲んで連動した組織で守る。そしてボールを奪うや日本らしからぬカウンターが何度も決まってギリシャDFラインの裏を突きまくる。FWに二列目が絡み、バランスを見ながらボランチの中田英と福西も上がって積極的に攻撃に絡んでいく・・・まさに日本の理想型。こ、これだ、これだよチミ!というサッカーを見せてくれました。ま、繰り返しになるけどギリシャがあまりにゆるゆるすぎたというのもあるけれども。

しかし、しかし、それでもゴールは決まらない・・・。内容がいいだけに、これは絶対勝ちたい、結果が欲しい、勝ちてぇえぇ!ともどかしさが臨界点に達したところで大黒のゴール。いやぁ叫びましたね。その後はさすがに集中が緩んできたか守備でまずいプレーなどもあり危なかったですが、日本にここまでやられてすっかり抜け殻になったかギリシャの粗い攻めにも助けられ1-0でフィニッシュ。いやぁギリシャさん、これで意気消沈せずW杯予選頑張ってください。

さてこの試合の収穫はまずもちろん勝ったということ。たとえGL落ちでも1勝もできずに帰るのとでは全くわけが違うでしょう。もう1つは本人達にも苦手意識のあった4-4-2が機能したということ。さらには、最大の懸念だった"W杯出場を決めて、さてジーコはちゃんとW杯へ向けて内容を積み上げていく方向へ向かえるのかどうか"という疑念に安心できる答えが出たような気がすること。少なくともホームのバーレーン戦あたりから、先発起用やフォーメーション、選手交代がかなり的確だと思います。4-4-2や3-6-1はオプションとして育てる必要はあるだろうし、昨日も遠藤を入れたときにてっきり中田英を一列上げるのかと思ったら、そのまま小笠原の位置に入れて驚きましたが、オプションとしてはありかなとも思いましたし。中田英は、いまのところ日本のバイオリズムを大きく左右するボランチに置くのが最も良策かなと思いますし。こうした試行錯誤や試みは今のうちにやっておいたほうがいいです。

課題は言うまでもなく、毎度おなじみ決定力でしょうね。ギリシャ、しかも出来の悪いギリシャだから勝てましたが普通はあれだけ外しまくっていたら勝てるものではありません。アジア相手だったら相手のミスのおかげで勝てたりしますが強国相手では期待できません。チャンスはあるうちに決めないと。それにあと2点取っておけば次のブラジル戦、なんとか引き分ければGL突破できたのに勝たなければならない状況になってしまいましたから(ま、この勝利である程度収穫はあったからGL落ちでも全く文句はないけどね)。

で、ブラジル戦なんですが、ブラジルがメキシコに負けた(ボルヘッティ元気やなぁ・・・)ためにメキシコが勝ち点6でGL突破決定、ブラジルと日本が勝ち点3で並びました。つまりガチです。マジのブラジルです。見せブラじゃなくてマジブラです。ここまでガチな状況でフル代表のブラジルと試合することは滅多にないでしょう。見ものです。加地さんとロナウジーニョのガチのマッチアップ!いやあ萌えるなおい。必死な形相で食らいつきつつも鮮やかにひょいひょい抜かれまくる加地さん。萌える。何点ぐらい取られるだろ。5点ぐらい取られちゃうかしら。何点取られてもいいから流れの中で1点決めてほしいですね。そしたら震えるな。3点で食い止めれば及第点でしょう。で1点決めれたらよくやった、と。いやあ楽しみ。今更ながらアジアカップ勝っといてよかった・・・。
posted by TSUKASA at 14:02| Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月19日

サッカー:ワールドユース 日本GL突破

日本 1-1 ベナンスポーツナビ
日本 1-1 オーストラリアスポーツナビ

2試合とも先制されて追いつく形になりましたが、内容的には追いついただけ良かったという内容。拮抗し得てはいるものの攻め手がなく、攻撃にダイナミズムと決定力が欲しいところでした。

日本は3戦して2分1敗の勝ち点2に終わりましたが、オランダが全勝してそれ以外の3チームの試合が全て1-1に終わったため、結局オランダ相手に唯一点を取った日本が得失点差と得点数の関係でグループ2位になり、なんとも珍しいケースでのGL突破と相成りました。そう考えると平山のオランダ戦のゴールはとてつもなく大きかった・・・。

3戦とも、個人技と攻撃のダイナミズムという点で相手より見劣りしてしまうのは否めませんでした。引き分けただけマシ、という内容。しかしこのチーム、覚醒したら・・・どこかの歯車がガチッと合えばかなり強いサッカーが出来るのではないかと私は踏んでいます。それは大熊監督のオーガナイズに拠るところも大きいのですが・・・。いまいちこう、ポテンシャルが全て発揮されているようには思えないのですね。ともあれ、幸運にもあと1試合世界相手にゲームが出来ることになったのですから、将来に期待の持てる試合をしていただきたいです。何せこの世代が恐ろしい北京五輪を戦うんですからね・・・。
posted by TSUKASA at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サッカー:コンフェデ杯 日本×メキシコ

日本 1-2 メキシコスポーツナビ

かっ、加地さんのクロスを柳沢がっっ・・・!!!

という天変地異が起きて調子が狂ったのでしょうか、先制してしばらくしてから、急激にチームが気が抜けたビールのようになってしまったのがよくわかりませんでした。先制するまではいい感じだったんですけどもね。序盤からしばらくは拮抗し得ていたのですが、一対一の差で徐々に疲弊してしまっていった感じ。

3-6-1はやっぱりいいと思います。3-5-2よりも二列目以降が前を追い越す動きができているように見受けられますから。ただ守備が・・・守備がまずいためにそっちにかかりきりになって攻めようにも攻められなかった印象。中澤がいればというのも勿論ありますが、目に付いたのは小笠原。守備をサボって歩いている姿が散見されて大変気になったのですがどうしたんでしょうか。自分でボール失ったのに歩いてるシーンも何度かあったし。と思ってスポーツナビ見てたらこんな記事が。

ところが、このプレーの直後に福西、MF小笠原、DF宮本らが、ピッチ上で不満を訴えた。宮本が「(小笠原)満男が“もう少し後ろのスペースでプレーしてほしい”といっている」と、トップ下ながらカバーに奔走した小笠原の意向を伝えた。
ヒデ 差を痛感…点差以上の完敗スポーツナビ

うーん、それでぶんむくれたわけではないだろうなおい。まあどっちにしろ海外組にレギュラーを奪われるのが不満ならああいうプレーはいただけません。こういうところでアピールしないと・・・。

あとリズムよくパスを繋いでいるのにどうでもいいところでキープして、ドリブルで突っかけて、挙句ボール失うアレックスもちょっといい加減に嫌になってきました。キープしても良さそうなところではワンタッチで精度ないクロスを上げたりしていたし。なんとかならんものか。アツくん使ってくれよ。まあジーコがアレックスを外すことは有り得ないんですけどね。

ともあれGL突破が非常に苦しくなった日本。せめてギリシャに一泡吹かせてくれ。去年のユーロ04が終わった段階から見てみたかった対戦だけに、楽しみです。
posted by TSUKASA at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月11日

サッカー:ワールドユース 日本×オランダ

日本 1-2 オランダスポーツナビ

緒戦はホスト国・オランダとの試合。立ち上がりから前半終了までは緒戦の緊張やホスト国相手のスタジアムの雰囲気、そしてオランダのスピードに完全に呑まれてしまったのか、まるで何も出来ず防戦一方の展開。特にオランダの7番クインシーが全く止められず、いいように遊ばれてあっという間の2失点。この先何点取られるのか、という絶望的な雰囲気が漂う。一時はボール支配率がオランダ70%:日本30%という屈辱的な数字に。

しかし後半に入るとやっと雰囲気や相手のスピードに慣れてきたのか、さらにオランダのペースがガタッと落ちてきたのもあって、前半が嘘のようにちゃんと試合になってきた。後半23分には水野のFKを平山が頭で合わせてゴール。1-2。その後も後半は必死にオランダに食らいつき、楽勝ムードだった相手を慌てさせるシーンも。試合終了直前などは怒涛の攻めを見せ、平山、カレン(どフリー!)、森本が1本ずつペナルティエリア内で惜しいシュートを放つ。特にカレンのシュートは枠に飛んでさえいれば決まった決定的なチャンスで、ふかしてしまったのが実に悔やまれる・・・。

前半からすると嘘のようにきちんと試合になった後半は力が入りました。A代表の試合より面白かったかもしれません(笑)。大熊監督の采配はいくつか謎でしたが。前半はまあある程度仕方なかったかな。上記したように緒戦でホスト国相手、しかもオランダですからね。それに加えてクインシーが反則級でしたし(笑)。明らかにDF陣は面食らっていました。おれも面食らっていました(笑)。

というわけで残り2戦に期待の持てる後半ではありました。ただ、平山のゴールの後、まだ1点負けているとはいえ誰も祝福に行かなかったのが気になりましたが・・・。ともあれ、若いチームというのはたった1試合の中でも成長したりするものです。次のベナン戦ではいい結果を出してほしいですね。
posted by TSUKASA at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月10日

ゲームの記憶:ドラゴンクエスト

dq1ドラゴンクエスト
1986・エニックス・ファミリーコンピュータ

当時アクション・シューティングゲームが主流だったファミコンに、まだ一部のマニアのものにすぎなかったRPGを紹介し、その後の多くの国産RPGの源流となったコンシューマ・RPGの母、「ドラゴンクエスト」。本作の制作のいきさつは、画:滝沢ひろゆき・監修:石ノ森章太郎による漫画「ドラゴンクエストへの道」に詳しい。多少修飾は入っているのだろうけれど、堀井雄二・中村光一・鳥山明・すぎやまこういちといった黄金の制作陣が、「ファミコンにRPGを根付かせる」というその一点だけを目指して、持てる知恵とアイディアと技術を結集させるさまは実に熱い。古本屋などで見つけたら、一読をお勧めする。

自キャラは一人、敵も一体の1対1であること。ゲームスタート直後、王様の話を聞いたあと外へ出るには、「かいだん」コマンドを使って階段を下りなければいけないこと。はじめて出くわす敵であるスライムが、ほとんど一撃で倒せること。レベルが1から2に上がるまでに必要な経験値がたったの7であること。最初に探索することになるダンジョンに敵が出現しないこと。etc。本作は徹底して、RPGが海のものとも山のものとも知らないユーザーたちに、「RPGとはこういうものですよ」ということを、ユーザー自身のプレイによって通じて刷り込ませる、という一点に細心の気配りがなされている。もちろん当時の子供達―つまりぼくらは、そんなこと考えずにプレイしていたのだけど、後から振り返ると本作のバランスは「はじめてのRPG」として驚異的に理想的で、感心させられる。さらに付け加えるなら、前年にエニックスが発売したコマンド入力式のアドベンチャーゲーム「ポートピア連続殺人事件」は、コマンド入力システムや謎を解くアドベンチャー的な要素において、本作の布石であったといえるだろう。

言うまでもなく後続のRPGに比べればゲームとしてのスケール感は実に小さい。やろうと思えば十分1日でクリアできる。ストーリーだって、勇者がさらわれた姫を助け、悪の親玉を倒すという、わかりやすい勧善懲悪のヒーローもの。だが「はじめてのRPG」としてはこれで十分だった。ワールドマップも狭い。しかし、本作はエリアごとに現れる敵の強さの区分けにも気配りがなされていて、街から次の街へ辿りつくのに上げなければいけないレベルが絶妙だ。次の街へ向かう道中、「旅をしている」という感覚とスリルは十分味わえたし、目的地にたどり着いたときには安堵を感じたものだ(ドムドーラだけはすでに滅んじゃってて、安堵できなかったけどな)。さらに、一人旅という孤独感と、それを煽る「広野を行く」の寂しげなメロディが付け加われば、狭いマップであったとしても「世界の広さ」を感じるのに十分だった(後のRPGは交通手段が発達したぶん、マップは大きくなっても世界は狭くなりましたね)。

8×8の真四角なヘックスで構成されたマップ画面は、どこかパソコンゲームライクで、ともすると無機質な印象でもあった。しかし、そこにとっつきやすさを与えたのは、「しんでしまうとは なにごとだ!」や「ゆうべは おたのしみでしたね」といった、フリーライター出身の堀井雄二ならではのユーモア溢れるテキストや、鳥山明の描いた、敵ながらどこか愛嬌のあるモンスターのグラフィックだろう。このとっつきやすさとユーモアがあればこそ、本作は発売当初こそさほど大きな売上は記録しなかったものの、じわじわとユーザー達にRPGの面白さを浸透させ、「日本のコンシューマにRPGを輸入する」という大役を十二分に果たしえた。あまりにも偉大すぎる一作。涙が出てくる。
posted by TSUKASA at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月09日

サッカー:W杯出場決定

と、いうわけで勝ったんですけどもいやぁ昨晩は祝杯を上げ過ぎて今日大変だった。まだ二日酔いで頭痛いっす。ま、8年前と比べたらあまりにもあっさりなんですけどもやっぱり嬉しいもんです。それに、柳沢のスライディングシュートや大黒のGKと1対1なんかは8年前にW杯初出場を決めたイラン戦での岡野が思い浮かんだりして、ちょっと感慨深かった。昨年2月のオマーン戦から約16ヶ月、振り返ると薄氷を踏むような勝利も決して少なくないまさに漫画サッカーだったわけですが、12年前、8年前の経験のない日本なら落としていた試合もあっただろうしね。

しかし、試合後のニュースで全国各地の御祭り騒ぎが報道されているのを見ると、ちょっと違和感覚えたなあ。やっぱりあまりにもJリーグの扱いと差がありすぎる・・・。このうち何人が、福西や中澤や遠藤がJリーグのどのチームにいるって知ってるのかなとか思った。

さて、ここまではとりあえずアジア相手の予選突破が至上命題だったわけですが、ここからがいよいよジーコジャパンの心配だったところなんですよね。つまり、世界相手の本大会でどれだけやれるのか、という。これがずっと引っかかってたから素直にジーコ最高とはいえなかった。

グループリーグが2002年の時のような楽な組み合わせになることは恐らく二度とないでしょう(生きてるうちにもっかい自国開催でもない限りは)。中田英が極めて冷静に分析していましたけど、正直1勝を期待するのも厳しいです。全敗でも驚かない。ここから1年でどこまで世界を相手にやれるチームになるのか、楽しみでもあり不安でもあり。まずはコンフェデだ。ワールドユースもあるし、6月はまた寝不足だなぁ・・・。去年はユーロ04見てて体調ガタガタになってたんだよなぁ・・・。
posted by TSUKASA at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月04日

サッカー:W杯最終予選 バーレーン×日本

バーレーン 0-1 日本

いやー勝った勝った。小笠原のシュートはびゅーてぃほーでした。君、あんなの持ってたんかい。ま、バーレーンの予想外の出来の悪さに助けられた面もあるような気がしないでもなさすぎですが、とりあえずW杯出場決定までは勝ちゃあいいでしょう。あ、一本バーレーンのミドルが川口の腕を弾いてポストに当たったのはブルったな。ありゃ危なかった。

カードを出しまくるなぞ審判のせいで次節北朝鮮戦は何人か出れませんが、三都主のとこは三浦アツくんがいますし中田英のところも稲本・遠藤・中田浩と余ってるぐらいですから大丈夫でしょう。で、見るからにふて腐れていた俊輔の分はオガサが頑張って下さいと。で、2トップに戻すなり本山を1.5列目気味に使うなり、適宜どうぞ。次ですぱっと決めてくれ(決まらないと8月に持ち越しだからね)。そういえば中村交代の直前に「中村OUTで本山か中田浩」って言ってたらジーコがその通りにしたのでびびりました。テレパシー?

お隣さんはウズベキスタンに引き分けてちょっと寄り道。モルジブやベトナムやレバノンに苦戦するくせにドイツに勝ったりほんとによくわかりませんが日本戦以外のアウェイに弱すぎね。


あ、書き忘れたので追記。キーパーを交わしてバックパス。ヤナギがまた伝説に1ページを追加してしまいましたね。最高だぜ。
posted by TSUKASA at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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